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エアコンクリーニング失敗しない業者の選び方

エアコンクリーニングをしている業者も様々でして、色んな業者がいるようです。とんでもない業者を選んで失敗しない様に選ぶ際のポイントとその前にどんな業者がいるのかの事例を挙げたいと思います。

事例1 お掃除ロボットのクリーニングをする際に、お掃除ユニットを外さずにクリーニングする。

事例2 エアコンクリーニングの際に、エアコンを全く分解せずに、フィルターのみを外して、熱交換器と送風ファンに水を掛けて洗い流すだけ。

事例3 天井埋込エアコンで、フィルターのみを洗浄して、分解洗浄と同じ値段を請求する

事例4 クリーニングの際に養生テープでクロスが剥がれてしまっても黙っていて、お客様にばれたら、そんなことはよくある事ですと言って何の対応もしない。

事例5 クリーニングの際に、塗り壁にシミを付けても黙っていて、クレームがあっても対応しない。

以上、同業者やお客様から直接お聞きした事例です。

単に価格が安いからという理由だけで業者を選んでしまいますと、安いのは安い理由がありますので、失敗することにもなりかねません。

そこで失敗しない業者の選び方を

エアコンクリーニングを注文する際に確認しておく事を挙げたいと思います

1 施工時間はどれ位掛かるのか? を確認する。

施工時間が短いという事は分解を余りしない可能性が高いです。通常は私どもの場合ですが、ノーマルエアコンを一人でクリーニングする場合には2時間程度。お掃除ロボット付きエアコンの場合ですと3時間半程度かかります。

それは、ドレンパン・送風ファン・電装部まで外して洗浄する為です。そこまで分解しなければ、通常施工方法の様に外装部・フィルター・ルーバーまで外して養生してクリーニングする方法であれば、ノーマルタイプで1時間半程度。お掃除ロボット付きエアコンで3時間程度かかると思います。勿論汚れ具合と機種にもよりますが。

二人で施工した場合ですが時間は半分にはなりません。3分の2程度には短くなります。

あくまで目安ですが、施工時間が短い場合には、分解をあまりしないというのが想像できます。

2 何処まで分解するのか?

この質問をされるお客様は殆どいませんが、これを聞いておけばどんな施工方法でするのかが分かります。注文する側としては、どの業者も施工方法は同じではないという事を知っておく必要があります。

3 クリーニングの際に不具合や破損、壁やクロスが汚れた時の対応について確認しておく

エアコンは電気製品ですので、それを分解して洗浄するという事はリスクがあります。何台かに一台は不具合が生じる可能性があります。その時の対応を確認しておく必要があります。何の確認も無くて注文を受ける業者は、何かあった時に対応しない可能性があります。

私どもでは、注文の際にはどのような対応をするのか、対応できない場合は何かを確認事項をお送りするようにしております。

下記の文章です。

1エアコンクリーニングサービス確認書

・カバーやフィルターを洗う為に駐車場・ベランダ・浴室等をお借りします。

・水・電気をお借りします。

・クリーニングの際に、高圧洗浄機等の音がしますが、ご了承下さい。

・洗剤は環境にもエアコンにも優しい洗剤を使用しております。

・配線の確認や、汚れの確認等の為に写真を撮る事がございます。

・ビフォーアフターの写真・施工中の写真をSNS・ホームページ等に掲載する場合がございます。不都合がある場合にはお申し付け下さい。

・一台の施工時間の目安は、ノーマルタイプエアコンで2時程度。お掃除ロボット付きエアコンでは3時間半程度。天井埋め込みエアコンで2時間程度。(汚れ具合と機種によって、作業時間が変わります。)

・壁掛けエアコンの場合に、ご注文がノーマルタイプとお聞きしていて、実際には、お掃除ロボット付きエアコンであった場合には、金額と施工時間が変わります。

当日施工出来ない可能性もございますので、ご了承ください。

エアコンを設置したままクリーニングする一般的な施工方法の場合には、清掃出来ない箇所がございますので、ニオイを完全除去できない場合もあります。あらかじめご了承下さい。

(オプションにて完全分解クリーニングもございます。(壁掛けエアコンのみ)

・ドレンパン・送風ファン・ファンモーター・電装部を外して洗浄するのを、サービスとして通常コースとしておりますが、機種・設置状態によっては出来ない事がございます。(ダイキン・日立・東芝・アイリスは構造上、本体を取り外す以外に汚れを取り切れません。完全分解をお勧めいたします。

プラス7700円税込。取り外して持ち帰りクリーニングしてから後日納品取り付けも可。

・設置状況(壁・天井の隙間)によっては壁に掛けたままでは施工出来ない可能性がございます。

・設置場所が塗り壁の場合には洗浄水により、シミが付く可能性がございます。下記にて選択お願い致します

 (1 了承して施工する 2 施工しない 3 エアコンを取り外して施工する完全分解クリーニング) 

・作業時に脚立を使用致します。エアコンの下の床面に1・5m四方のスペースがありますと、スムーズに作業を行うことが出来ます。家具やベッド等がある場合には移動させて頂く事がございます。

《作業後》お客様にご承諾いただく事         

重要事項

※クリーニングから1週間以内の故障や不具合等は修理の手配をさせて頂きます。

不具合が、クリーニングによる可能性がある場合には、修理代の負担をさせていきます。

(但し、クリーニングと無関係な箇所の不具合に関しましては、一切の責任を負えません)

・一週間以上過ぎてからの故障や不具合等に関しては、一切の責任を負えません。

*製造から10年以上経過しているエアコンの場合には、耐用年数を越えておりますので、クリーニングによるリスクが高くなります。故障や不具合が発生しても一切の責任を負えません。その点を充分にご了承頂いた上で施工させて頂きます。尚、12年を経過しているエアコンの施工は承っておりません。

また損害保険に加入しているかどうかについて確認しておくというのが大事という方もいま。私どもも加入はしておりますが、実際にはあまり使わない様にしております。

不具合が生じた場合にメーカーに依頼した場合の修理代は2~3万程度ですので、その為に色々面倒な手続きをするよりも、自分で負担した方が楽だからです。

以前は、施工の際に塗る壁に汚水が垂れてシミになってしまった事がありました。結局は左官屋さんに依頼して、塗りなおして5万円かかった時もありましたが、その時も保険は使用しませんでした。

保険に入っていれば何かの際には安心ですが、耐用年数を越えたエアコンが不具合になってエアコンが使えなくなった時など、修理も出来ない場合には損害保険では買い替えの費用は出しては頂けませんので、その点は施工前にしっかり説明しないとトラブルになると思います。でも何の確認もしないで注文を受ける業者もいますので注意が必要です。

以上の点を確認して注文を依頼すると間違いはないと思います。決して大手だからとか有名だからとか言っても安心は出来ません。何故ならば施工するのは会社ではなくて、施工するのは人だからです。その人の技術であったり考え方で対応は変わってきますから。