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孤独死の現場の特殊清掃

今まで孤独死の現場の特殊清掃を直接のお客様からご依頼された事は無いのですが、友人が遺品整理・不用品整理の仕事をしていて、そこからの依頼で孤独死の現場のお掃除を年に何回かすることがあります。

特に夏場ですと、何日も放置されていた場合には直ぐにウジ虫が湧いて家中がハエで一杯になります。そういった現場ですと死臭がとんでもなく酷くてガスマスクをしないと部屋にいれないです。

特に亡くなった場所が問題なのですが、フローリングとか木の上の場合には体液が染み込んでしまい、その部分を取らないと絶対に部屋から臭いは消えません。

床材が塩化ビニール製であったりフロアタイルの場合には体液が染み込みませんので、血液や体液を取り除けば臭いが消えることがあります。

上記写真を見た時にはフローリングかと思って現場に行ったのですが、マンションでしたのでフロアタイルでした。施工後の写真になりますが、トイレの前の通路に赤い体液・血が人間の形のままで付着していました。施工はトイレとトイレ前の通路の体液の付着した部分のお掃除だけでしたので、1時間ほどで終わり臭いもなく形跡は全くなくなりました。

特殊清掃の場合には、専用の洗剤を使ってお掃除して除菌して、場合によってはオゾンを燻蒸する事もあります。

体液が部屋中に広がっていると中々大変な作業でもありますが、何と言っても臭いが大変です。まあ今回は比較的楽な現場でした。

孤独死の現場ですが、どちらかと言いますと部屋のお掃除があまりできてなくて荒れているというのが多い様に感じます。