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エアコンの部品を洗う洗浄槽を自分で作ってみました。

エアコンの取り外した部品を駐車場で洗う事が多いのですが、その時に便利なのが上の写真の洗浄槽です。この中で洗いますと汚水をそのまま汚水桝の中に流せますので、駐車場を汚すこともありません。

一旦部品を高圧洗浄機で洗い流した後で、洗剤を掛けてから刷毛で広げます。別の容器を用意しておいてそこに置いておきます。順番に全ての部品に洗剤を掛けたものを再度洗浄槽の中で高圧洗浄機で洗い流してから拭き上げるという流れです。

この洗浄槽を買ったのは、エアコンクリーニングを本格的に初めてた3年程前かと思います。3年も経ちますと、ビニールの槽の四隅が破れてきました。自分でボンドを使って見たり粘着シールを貼ってみたり、ハトメをして何とか直そうと思ったのですが、思うようにいかず、結局ビニールの槽を購入しました。

新しい槽が入ったけれども、まだ使える古い槽を捨てるのは勿体ないなと思っていました。たまたま欲しいものがあってホームセンターに立ち寄った時に、ふと目に付いたものがありました。これを使えば自分で洗浄槽の骨組みは作れるのではないかと思いました。

実は前々から、この製品がとても高い様に感じていたのです。洗濯槽一式で3万円。ビニールの槽だけですと7500円。骨組みは鉄を曲げただけなのに何でこんなに高いのか?と買った時から思っていて、自分で安く作って売っても良いのではないかとさえ思ったりもしていたのです。

そこで部品を購入して4000円。早速帰ってから作ってみました。仕上がったのが右側の洗浄槽。アルミ製なので実に軽いです。鉄製の3分の1の軽さなので運ぶ際の負担もかなり軽減されます。

これまでもいくつか自作のお掃除道具を作ってみた事がありますが、市販されているよりも良くて安いものが作れたのは初めてかもしれません。しかも本物がありますので、サイズも同じように作るだけでしたから簡単でした。

市販されてない物を作る時には、色々工夫して材料を買い求めて試作して、結局使い物にはならずに終わりというのが常ですからね。

新しい洗浄槽は、これまで通りにエアコンの取り外した部品を洗浄するのに使います。古い洗浄槽は家に置いておいて、分解した空気清浄機のお掃除の時に使ったりしようと思っています。

それと石膏トラップのお掃除の時は絶対に便利だと思っています。この中で石膏トラップを高圧洗浄機で洗い流せば、あっという間に作業は終了すると思っています。一切周りも汚すこともありませんので安心です。

上手く作れた満足感がありますが、あとは実際に使ってみてどうかという事ですね。