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エアコンクリーニング一般的な方法か壁から取り外す完全分解か どちらを選択したらいいか

 エアコンクリーニングのご注文を頂いた時に、何点かお尋ねします。

エアコンのメーカー名・年式・お掃除ロボットの有無等です。機種やお掃除ロボットの有無で金額も施工時間も変わりますから。後は製造年式が10年以内かそれ以上かでも問題なく施工できるかお受けしないかが変わります。

それ以外にお伝えしているのが施工方法です。一般的な壁に掛けた状態でクリーニングする方法と、壁から外して完全分解する方法があることです。完全分解とかをしていない業者では尋ねられる事はないと思いますが、私どもは今年から完全分解を始めましたので、お伝えするようにしています。

完全分解を取り入れた理由というのは、エアコンクリーニングの後に臭いが残っているというお客様がいらっしゃって、中途半端なお掃除なのかもしれないと思って、研修を受けて取り入れるようにしました。

ご案内しますと、大体ですが4人に1人位は完全分解を選択されます。完全にキレイにして欲しいと思われるからだと思います。ただその場合には私どもでは、施工時間も1時間以上多くかかりますし、金額も11000円税込高くなります。それでも施工をご希望されるお客様がいらっしゃいます。

私どもは、絶対に完全分解をお勧めしている訳ではありません。むしろそこまで必要なければ一般的な施工方法をお勧めします。

ではどんな場合に壁から取り外す完全分解クリーニングをお勧めするかと言いますと、設置後5年以上使用していて一度もクリーニングをしていない使用頻度が高い場所に設置している場合とか、臭いにとても敏感な方、汚れがとても酷い場合等です。

毎年とまでは言わなくても、二年に一回程度クリーニングされている場合とかですと通常のクリーニングで十分キレイになります。

お掃除はどんなお掃除でも同じなのですが、汚れが軽ければ軽いお掃除で済みますが汚れが酷くなりますと、強い洗剤が必用になったり徹底的にしないとキレイにならなかったり時間が掛かったりします。

お掃除は軽いうちにしておくのがベストではあります。上記の写真のお掃除ロボット付きエアコンですが、焼き鳥やさんに設置してあるエアコンです。設置後7年間一度もお掃除をしていない状態のエアコンを完全分解したところの写真です。油汚れが酷くカビも多く、これを通常にお掃除した場合には汚れを取り切れずにかなり残すことになります。

エアコンのクリーニングによるキレイになる度合いは、どこまで分解するかによって変わります。完全分解が100%とした場合に、この写真のエアコンを一般的な施工方法でクリーニングしたら多分70%位しかキレイに出来ないと思います。

でもそれ程汚れていないエアコンであれば90%位はキレイに出来ると思います。そうなりますと、その軽い10%の汚れの為に11000円の金額を支払うのが割に合うのかどうかという事です。

エアコンを一度キレイにしたら二度と汚れないというのであればそれで良いのですが、使用すればまた汚れていきますので、その後の使用頻度今後のお掃除の頻度を考慮して選択する必要があります。

ベストな選択としては、汚れが酷い場合には一度完全分解クリーニングをして、その後は2年に一回程度で通常のクリーニングをするというのが良いかと思います。汚れが軽い場合には、今のエアコンの状態がどれ位の使用頻度の汚れなのかを考えて今後もその間隔以内の頻度で通常のお掃除をするのが良いのではないでしょうか。

使用頻度が高いリビングで汚れが酷い場合には完全分解クリーニングを一度ご利用頂くのも良いかと思いますし、使用頻度が少ない寝室等では通常のクリーニングで十分ではないかと思います。

私どもでは、一般的な分解クリーニングの方法でも、ドレンパン・送風ファン・ファンモーター・電装部を外してクリーニングしておりますので、外さない場合と比べるとかなりキレイになります。但し分解出来ない機種がありますので祖の場合には外すのが可能な部分まで外すようにしております。

上記写真は、最初の写真の完全分解クリーニング後の写真になります。綺麗にしてから組み立てて取り付けていきます。