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レンジフードクリーニング金沢#金沢市レンジフードクリーニング#レンジフードのクリーニング方法

レンジフードは汚れが気になっていても、どの様にお掃除したら良いのか分からない方も多いかと思います。分解したら元に戻せなくなったらどうしようかと不安になって、カバーだけはご自身でお掃除してもその奥となると手つかずという方も多いかもしれません。

そこで今回はレンジフードのお掃除方法について説明したいと思います。

油で汚れたレンジフードは、油汚れが長年蓄積されてしまいますと、取り除くのが大変です。強い洗剤が必用になりますし、素材自体が傷つくことにもなります。定期的なお掃除が必要です。少なくとも一年に一回は分解してお掃除したいものです。

手順 1 レンジフード周りを養生します。ホームセンターにマスカーというのがありますのでそれを購入されたら良いかと思います。サイズは2100というサイズが丁度良いです。レンジフードの本体に洗剤を掛けた時に洗剤が他の部分に飛び散らない為にそして垂れない様にする為です。私の場合は更にその上に新聞紙をひきます。汚れた油の塊を受け止める為です。

手順2 養生が終わりましたら、レンジフードの分解になります。レンジフードと言っても様々な形がありますが、最も多いレンジフードから説明します。まずは内側を覗いて頂きますと上の高い所に配線が見えます。その配線を抜く必要があります。接合部分に少し飛び出ている所がありますのでそこを押さえて引っ張りますと抜けます。次にフードの下の左右にネジがあります。その分部のネジをある程度緩めます。そうしますとフードが落ちない様する為の金具が上に上がります。それを上に上げてフード全体を手で支えて持ち上げますとフードを外すことができます。

外したフードは油で汚れていますので、それを置く場所にはブルーシートを敷いたり新聞紙などを敷いておいた方が良いです。

フードを外した後は、本体のシロッコファンを取り外していきますが、ファンの外側の周りの丸い金具の外側にネジが二つから4つ程ありますのでそれを外して下さい。それが外れましたらシロッコファンを止めてあります大きなネジがありますのでそれを外していきます。このネジは通常のネジとは反対の方向に回す形になっていますので、気を付けて下さい。まれに油でそのネジが固着していて外せない場合があります。その時にはネジの根元をチャッカマン等で温めて油を溶かす必要があったりします。

ネジが外れましたら、シロッコファンを引っ張って抜き取ります。これで簡単な分解は終了です。ただあまりに汚れが酷い場合には、本体の部分を分解していきます。ファンモーターはネジ4本で固定されていますのでそれを外します。その後に周りの部分も外していきます。これもネジ4本でこていされています。

ここまで分解しますと、本体内部も外した部品も洗いやすくなります。

本体の汚れは油取りの洗剤をスプレーで噴霧してしばらく置いてから、研磨剤の履いていないナイロンタワシで拭きますと汚れは落ちます。その時に汚れと一緒に塗装が剥がれる事がありますが、その場合には仕方ありませんので後で塗装する方法があります。

外した部品ですが、シロッコファンはバケツの中にアルカリ洗剤をいれた40度定から60度程度のお湯の中に暫らく漬け込んでおきます。漬け置く時間ですが、強力な洗剤の場合には長時間放置するのは危険です。特にアルミ製のシロッコファンの場合にはファンが焼けて黒くなってしまいます。アルミ製のシロッコファンが多いので特に注意が必要です。洗剤の種類や濃度にもよりますので一概には言えませんが、私が使用する洗剤の場合にはせいぜい5分程度しか漬け込みません。これについては一番手前にある網状のカバーについても同様です。

シロッコファンを洗剤に漬けて様子を見ながら、取り出してファンの羽根を洗うブラシで一枚一枚洗っていきます。このブラシは100円均一ショップで専用の物が売られていますので、そちらを利用すると良いです。このファンを一枚一枚洗っていく作業がかなり時間がかかります。

カバーですが、汚れが軽い場合には洗剤を付けてブラシで洗い流せば落ちますが、汚れが酷い場合にはカバーがスッポリ入る容器を準備して、ファンと同じように暫らく漬け置きます。この時に長時間付けておきますと銀色のアルミ製の物は焼ける事がありますので、注意が必要です。またアルミ製のカバーの上に黒い塗装がしてある物は、汚れと一緒に塗装が剥がれてしまうことがあります。その場合には仕方ありませんので、汚れをキレイに落としてから、しっかり乾燥させた後で、スプレー式の塗装剤を塗っておくと良いです。

室外に養生して新聞紙などの上に塗装の禿げたカバーを置いてスプレーしていきます。

漬け置きしてある洗剤の入ったお湯の中に取り外したネジや金具も入れて置きますと汚れが取れます。

シロッコファンを取り外して、その周りの部分を取り外さない場合には、下の方に油が溜まっていることがありますので、ヘラで削り取ってください。

レンジフードのお掃除は年に一回はされた方が良いかと思います。自分でお掃除するのがはやり面倒だと思われましたら、専門家にお願いするのも一つです。

私どもでは、大体のレンジフードでしたら16500円税込 施工時間は約2時間になります。

油が上から落ちてきたり、カバーの汚れが気になるようであれば、クリーニングするタイミングです。

その他のレンジフードの形をみてみましょう

昔からある換気扇タイプのレンジフードです。この換気扇はカバーを下から持ち上げますと外側が外れます。ファンはネジで止まっていたりワンタッチで止まっていますので、比較的簡単に採る事が出来ます。そこまで外して、はずいした部品を洗剤であらうだけでも十分ですが、それ以上にお掃除したい場合には本体の下側に二本ネジがありますので、それを緩めますと本体が取り外せます。取り外した換気扇の電装部に当たるモーター類を取り外せば、全てキレイに洗浄することができます。ただ、汚れがあまりに酷い場合にはお掃除するよりも、買い替えという選択肢もひとつかと思います。換気扇は1万円前後でホームセンターに売られていますので、新しい換気扇の方が気持ちよく使用できます。

フードの部分ですが外側はお掃除は問題ありませんが、内側はお掃除がしにくいです。養生して洗剤が飛び散らないようにします。あまりに汚れが酷くて油が一面に固まっている状態ですと、洗剤を掛けても汚れが落ちませんので、その場合にはまず先にヘラで削り取りましょう。かなりのホコリが出ますので、マスクがひつようです。天井部分は更に埃を被る事になってしまいますので、作業は少しきついかもしれません。一旦全ての汚れを削り取りましたら、洗剤を一面にかけて、ナイロンタワシ等で洗います。フードの下の部分の溝には油が流れるようになっていて、かなりの油があるかもしれません。そういう汚れは使い捨てのウエスで油をすいとってください。

最後はきれいな雑巾で水拭きをして終了です。

自動洗浄機能付きのレンジフードというのもあります。ファンをお湯のに付けて回すという機能がついています。ただ、これだけで十分キレイになるかと言いますと、そうとはいかないのが現状かと思います。

自動洗浄機能でお掃除できるのは、ファン部分になります。残念ながら長く使用していますと、やはり汚れは付いてきます。ただファンの塗装がとてもしっかりしていますので、洗剤を入れたお湯に漬け込みますと、比較的簡単に汚れはおちます。ファンの周りの内側だったり、本体部分の汚れにつきましては、普通のレンジフードと同じように、洗剤を掛けてお掃除するしかありません。ファンの周り部分の内側ですが、狭かったりしてお掃除がしにくいかもしれません。中を覗くのが難しかったりしますので、それを見ただけでお掃除する気が失せてくるかもしれません。お掃除する部分はどちらかと言いますと少ないので、楽ともいえます。

上の写真の様なタイプもお掃除としては、やりにくいと言えます。シロッコファンは簡単に外せますが、その周りの部分のお掃除はよく見えませんし手しか入りませんので、出来る範囲でしかできません。レンジフードにも色んなタイプがありますが、油を吸った空気をどの様に取り込むような形かによって、お分解する必要がある部分とする必要がない部分に分かれます。完全に密封されていて空気の流れが入ってこない部分については分解してお掃除する必要はありません。

上の写真のレンジフードはヤマハ製の物ですが、ヤマハ製のレンジフードは以前は左右に空気を吸い込む部分があって、分解にかなり苦労しました。新しいタイプでは空気の流れが中央のファンの部分だけになっていました。これでお掃除はとても楽になりました。前面のカバーを取り外しますと直ぐにファンが取り外せますのでファンの周りと本体の汚れをお掃除するだけで良くなりました。前の部分がオープンになっていますと、手も入れやすくて内部の汚れもよく見えますので、お掃除はしやすいですね。メーカーはお掃除の事も考えて作って欲しいと思うのですが、設置する人はお掃除のしやすさとかは分からないので仕方ないのでしょうね。

レンジフードクリーニングする時には、脚立・手袋・マスカー・新聞紙・ブルーシート・油汚れ取り用アルカリ洗剤・ウエス・研磨剤の入っていないナイロンタワシ・洗剤漬け置き用のバケツ・油の塊を削るヘラ・マスク等が必用になります。それと油汚れが洋服に飛び散る事がありますので、捨てても良い服装にするかまたは、油で汚れた服を洗濯する時には油が付いた部分にお掃除で使った油取り用の洗剤をスプレーで掛けてから洗濯しますと、嘘みたいにキレイに落ちますので試してみてください。