
暑くなってきて、冷房を付け出しますと、年に数件ですがエアコンから水が出てきて困っています、というような電話が入ります。
エアコン本体から水漏れする主な原因はドレンホースの詰まりです。エアコンは冷房運転しますと、熱交換器が結露してその結露した水がドレンパンからドレンホースを通って外の室外機辺りに排出されます。
その水の流れがどこかでスムーズにいかない場合にドレンパンの水が一杯になって水漏れしてしまうというのが一番多いです。
ドレンパンとドレンホースを繋ぐ部分がかなり細くなっていて詰まりやすいのともう一つはドレンホースの先に防虫キャップをしている場合がありますが、防虫キャップですから、虫が入らない様に出口が細いために、それが詰まりやすい原因になります。
私どもではこれまで、水漏れのお電話を頂いた時には外のドレンホースから吸引して詰まりを取る作業をしておりました。作業時間といえばほんの5分程度でしょうか。
たった5分程度の作業時間で代金を頂くのも申し訳なくて無料で作業して帰っていたのですが、実際にはお客様の御自宅にお伺いして帰る時間を考えますと、11時間ほどかかってしまいますので、無料でというのも問題があり、今後は最低価格の11000円税込みとさせて頂くことにしました。
但し、お電話で対処方法をお伝えして、ホームセンターでご購入いただいてご自身で作業して頂ければ2000円程で買える道具ですので、その方法をお勧めしようと思っています。
それでも上手くいかないという場合にはお伺いして施工させていただこうと思っております。
水漏れの原因はドレンホースの詰まりだけではありませんので、簡単にいかない場合もあります。